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同窓会賞の受賞の言葉

2023年度 伊藤ひかり  ゼミ 河内明子先生

この度は2023年度物理学科同窓会賞を頂きまして、誠にありがとうございます。

大学生生活で一番濃い時間を過ごせたのは、研究活動でした。困難にぶつかる日々でしたが、周囲の人の支えがあり、自分の目標に向かって努力することができました。支えてくださった教員の方々、先輩方、同期の皆に感謝しています。ありがとうございます。
これからも精進してまいります。

 

2023年度 Joselyn Winda ウィンダ ジョセリン ゼミ 櫛田淳子先生
 
Thank you very much for choosing me as the recipient of the 2023 Department of Physics Alumni Award.
この度は2023年度物理学科同窓会賞受賞者に採択して頂き、誠にありがとうございます。

I had always liked Physics since middle school, especially particle physics and astrophysics. Knowing that Indonesia does not have resources in those subfields of physics, as well as my appreciation of Japanese culture, I came to Japan when I was 18 and got into Tokai University during the COVID-19 when I was 20. 
中学生からずっと物理が好きで、特に素粒子物理や宇宙物理について興味を持っていました。インドネシアにはこの科目を勉強する環境がないため、また日本文化が興味を持っていますので、十八歳の時来日し、コロナが流行っている時代に東海大学に入学しました。

Through my four years of studies, I had encountered many setbacks as well as struggle to fit in the program, however there were many people who took care of me, making living alone in a place with a different culture less stressful. 
4年間東海大学にいる時、いろいろなことを直面しましたが、いろいろな人からお世話になっていましたので、少し日本の生活を馴染むことができました。

I had met several people who guided me in my studies in Tokai University, such as Professor Nishijima Kyoshi who would help me with basic physics classes back then as well as letting me know many opportunities in astrophysics, Professor Yamaguchi Shigeru who gave me guidance in international related projects, and Professor Kushida Junko who guided me through my final project where I worked on gamma ray and gravitational waves research. These three people had changed me from a discouraged undergraduate student who doubted herself into someone with more confidence. I would also like to thank the international office through their help with paperworks and providing social events for me, and Prof. Yaroslava Gladysheva in teaching me about international affairs. Because of this learning and networking opportunities inside the campus, I was able to network with students abroad, which would help me in my future career. In this opportunity too, I would like to thank my peers and seniors who were there during my studies, for giving me support in Japanese language and helping me to navigate through cultural barriers. 
東海大学ではいろいろな人から指導を受け、アドバイスをもらいました。西嶋先生が基礎な物理を教えて、そして宇宙物理の機会を紹介してくださいました。そして、山口滋先生が国際関連のプロジェクトで指導を受けました。自分の指導教員である櫛田先生は卒業研究に重力波とガンマ線の研究に指導を受けました。この3人の指導を受けることによって自信がない私は自信を持つようになりました。そして、入学前に入学手続きや入学後の時交流イベントを儲けまして留学生担当のスタッフの皆様に感謝をしたいです。国際情勢について教えてくれたYaroslava Gladysheva先生にも感謝したいです。このようなキャンパス内での学習や交流の機会のおかげで、私は海外の学生たちと交流することができ、将来のキャリアに役立てることができました。 この機会にも、日本語のサポートをし、文化の壁を乗り越える手助けをしてくれた同期や先輩に感謝したいです。

In this opportunity, I would like to share about my studies in Physics. The study of Physics was never an easy one - many times me and the other students were left confused, especially when the class was Quantum Mechanics. However, through the adversities we were trained to find our own ways, and in my case, I found someone outside the university to help me with the assignment from that class. Not only that, he introduced me to other researchers. He influenced me to apply to graduate school outside Japan to explore further topics related to the research I am interested in, and thanks to his help I got accepted to several graduate schools. 
この機会に、物理学の勉強についてお話ししたいと思います。物理学の勉強は決して楽なものではありませんでした。特に量子力学の授業では、私も他の学生も何度も混乱に陥りました。しかし、逆境の中で、私たちは自分なりの方法を見つけるよう訓練されました。私の場合は、その授業の課題を手伝ってくれる人を学外で見つけました。それだけでなく、彼は私に他の研究者を紹介してくれました。彼は、私が興味を持っている研究を深く研究するために、日本国外の大学院に出願するよう私に影響を与えました。彼のおかげで、私はいくつかの大学院に合格することができました。

Through this I learned that giving up was never an option. We need to keep finding the answer to the universe’s biggest mysteries even if we are in the darkest alley. Life is about overcoming challenges and jumping into the unknowns to achieve something you can be proud of in our short lifetime. 
この経験を通して、私はあきらめるという選択肢は決してないことを学びました。たとえ暗い路地にいたとしても、宇宙最大の謎の答えを見つけ続けなければならないです。人生とは、試練を乗り越え、未知の世界に飛び込み、短い生涯の中で自分が誇れる何かを成し遂げることなのです。

In my case, I would expand my horizons through studying outside Japan and making contributions in my research field. 
私の場合は、日本以外の国で勉強することで視野を広げ、研究分野で貢献したいです。

  
2022年度  新屋敷研究室 荒井 祐嘉
          
  この度は2022年度物理学科同窓会賞を頂きまして、誠にありがとうございます。私の大学4年間は、今まで過ごした学生生活の中で一番充実した期間でした。高校生の進路選択の際に、物理化学の存在を知り、物理で化学現象について研究をしてみたいと思い大学へ進学しました。大学2・3年生はコロナ禍での生活でした。対面授業も減少し、不安に思うこともありましたが、質問しやすい環境を作って
くださった先生方のおかげで、物理という学問がより身近になりました。
卒業研究の1年間は、興味のあった高分子水溶液の氷結晶構造や皮膚の研究などを行うことができました。授業で学ぶよりも専門的な内容でしたが、新しい現象や実験に触れることができ、実りある1年間でした。壁にぶつかることもありましたが、問題を解決する際に先生方とのディスカッションを通して沢山のことを学び、考えさせ
られました。
 今までの大学生活で学んだことを活かして、卒業後は東海大学大学院へ進学し、研鑽を積む所存です。最後になりましたが、これまでの生活を支えてくださいました、先生方、研究室の友人、そして家族に感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
   
 

利根川研究室 三浦 海人

  この度は2022年度物理学科同窓会賞を頂き、誠にありがとうございます。東海大学に入学してからの四年間はあっという間に過ぎ、とても充実したものでした。コロナ禍により、大学生活四年間のほとんどを制限されてしまう状況でしたが、物理学科で知り合った友人達と助け合うことで、精神的に辛くなる日々を乗り越えることができました。大学で学んだ物理学は、私が想像していたよりも難しく、理解する事に苦労しました。特に量子力学の内容の理解について苦労しましたが、友人たちとの勉強会を繰り返し、分からない箇所を皆で話し合うことで乗り越える事が出来ました また、私は教職を履修していたため生徒が物理に興味を持ってもらうにはどうすれば良いかということを深く考えさせられた4年間でもありました。この際にも友人たちとの意見交換が大変参考になりました。相手に伝えたい内容を分かりやすく、面白く伝えるという事は難しかったですが、意図した内容が相手に伝わった時の感動はすさまじいものでした。 4年次からの卒業研究では、実験装置の部品の設計や企業との打合せ、更には実験装置のメンテナンスから実験まで、一連の研究活動を経験し、様々なことを習得しています。研究活動の中で先輩方には親身に相談に乗ってもらい、度々御助言を頂きました。それにより、一定の成果が出始めています。 2023年度の春からは東海大学大学院理学研究科物理学専攻に進学し、核融合分野の基礎研究を行います。そこではISDEIV2023(沖縄県)とISFNT15(スペイン、カナリヤ諸島)の2つの国際学会で発表が決まっており、更に学術論文も執筆する予定です。より一層研究活動に精進していきたいと思います。 最後に、4年間の大学生活を支えてくれた家族や友人、ご指導頂いた先生方、先輩方にこの場を借りて御礼申し上げます。
     

 

 

 

2021年度     

西嶋研究室 小河 萌

 

この度は2021年度物理学科同窓会賞を頂き、誠にありがとうございました。このような名誉ある賞を頂けたことを大変うれしく思います。入学当初は不安でいっぱいでしたが、充実した4年間を送ることができました。

 私は幼いころから星空を眺めることが好きで、高校生の時に「大学で何を学ぼう?」と進路について考えた時、宇宙について学びたいと思い物理学科に進学しました。大学で学ぶ物理は私にとって簡単な内容ではありませんでしたが、18号館で夜遅くまで友人と分からない箇所を教え合ったことがとても楽しかったです。

 勉学以外では天文宇宙同好会に所属し、コロナウイルスが流行る前は合宿に参加したり公園で流星群を眺めたりと、楽しい思い出がたくさんできました。また、2年生の建学祭で模擬店チーフを務め、3年生からは総務に任命され、高校生までの自分では考えられないような貴重な経験をさせて頂きました。この先辛いことがあった時でも、この経験を思い出せば頑張れるような気がします。

 このような充実した4年間を送ることができたのは、いつも一緒にいてくれた友人たち、未熟な私をサポートして下さった先生方、そしてどんな時も温かく見守ってくれた両親のおかげです。本当にありがとうございました。春からは新社会人として、東海大学で学んだ事を活かせるよう頑張っていきます。

   
 

喜多研究室 石山泰成

 

この度は2021年度物理学科同窓会賞を頂きまして、誠にありがとうございます。

私は高校の頃から好きだった物理学をより深く学びたいと思い、物理学科に入学しました。

大学での授業や物理学実験では、高校で学べないことばかりで、新鮮かつ有意義な毎日を過ごすことができました。特に印象深い思い出は、大学に入学してから初めて履修した力学1の授業です。高校の物理から大学の物理に切り替わり、これから大学生活が始まると身が引き締まったことは今でも鮮明に覚えています。

4年次からの卒業研究では、これまでに学んできたことを活かして何かを成し遂げようと研究に没頭してきました。その成果が2月に行われた東海大学マイクロ・ナノ啓発会で優秀賞に選ばれ、同窓会賞を頂くことにも繋がったのだと思います。春からは東海大学大学院に進学します。4年間で身につけた経験、知識を活かしてより一層研究に精進していきたいと思います。

最後に、大学生活を支えていただきました先生方と研究室の先輩、友人、家族にこの場をお借りして心より感謝申し上げます。

 

        2020年度
 

伊與田研究室
鶴見真

この度は2020年度物理学科同窓会賞に選んでいただき誠にありがとうございます。
私の大学4年間は多くの友人のおかげでとても充実したものとなりました。
入学時、知り合いもおらず大学生活に不安がありましたが新入生歓迎会の前に声をか
けてもらい安堵したことを覚えています。
 

大学の講義の課題や試験などがある際は、友人とともに18号館6階で夜遅くまでのこ
り、勉強をしていました。
大変ではありましたがそれ故充実したものでありました。
大学4次ではコロナ禍により大学構内入ることが制限された特殊な状況でしたが、

オンライン授業やweb会議サービスを利用した友人との自主学習などを行い、卒業研
究を終えることができました。
私は来年度から東海大学大学院に進学いたします。
オンライン授業など特殊な状況が継続されると考えられますが事態に即した対応をし
ていきたいと思います。
大学生活4年間を支えていただいた両親、先生方、多くの友人に深甚な謝意を表します。

   
  鄭研究室
鈴木孝平

この度は、2020年度物理学科同窓会賞を頂きまして、誠にありがとうございます。
大学4年間は本当にあっという間で、とても充実した4年間でした。 

私は高校生のときに物理学の面白さというものに気づき、もっと深く物理学を学び
たいと思い大学に進学しましたが、大学で学ぶ物理学は高校で学ぶものよりも遥か
に難しく、決して簡単に理解できるものではありませんでした。

授業で理解できなかったところがあれば先生方に何回も質問をさせていただいたり、
自主勉強をしていてわからないところがあったら自習室へ駆け込み、夜遅くまで友
人たちとわからないところを共有しお互いに理解を深めたりと、あの時間は自分に
とって本当に価値のある時間であったと感じております。協力してくださった先生
方、周りの友人にはとても感謝しております。

  大学4年間の最後の1年間は新型コロナウイルスの影響で学校に行けず、なかなか
研究が進まない期間もありましたが、少しでも研究ができるようにと日程を組んで
くださった先生方、先輩にはとても感謝しております。
  春から社会人として生活し、辛いことや苦しいことが多くあると思いますが、大
学4年間で経験を活かして自分自身を成長させていきたいと思います。
 最後になりましたが、4年間の大学生活を支えてくれた家族や友人、指導してくだ
さった先生方、先輩方に心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

   

 

2019年度物理学科同窓会賞

喜多研究室 渡辺玲奈

この度は2019年度物理学科同窓会賞を頂きまして誠にありがとうございます。

私の大学4年間は自分との戦いでした。

それは私が入学時に「自分のやりたいことは全てやる、限界に挑戦する。」と大学4年間の目標を掲げたからです。学科の授業、教職課程、サークル活動、アルバイト、これらを両立することは決して簡単ではありませんでした。

学科の授業と並行して教職課程を履修することは授業数においても内容の理解においても大変な物でした。中でも学科の実験に加え教職の実験を同時に受けていたときが一番大変でした。教職課程では夏期休暇に学習支援ボランティア等にも参加し経験を積みました。

また、学業以外では本学の吹奏楽研究会に4年間所属しました。学内外の依頼演奏や大会などで月の休みは2.3日で、授業を公欠する日も少なくはなく学業が疎かになってしまう時もあり、学業とサークル活動の両立で幾度も挫折を味わいました。

しかし、4年間を過ぎてみれば学業では今回頂きました同窓会賞、サークル活動では全日本吹奏楽コンクール金賞等の数々の賞を頂き、教職では4月より故郷の福島で教員として働くことが決定しました。

私が4年間を通してこれだけの成果を得ることができたのは、4年間自分の限界にチャレンジし続けた自分自身の努力もさることながら、私に関わってくださった、友人、家族、先生方、全ての方々のご支援、ご鞭撻による物に違いなく、私が大学4年間で得た財産と言えます。この場をお借りして心より感謝申し上げます。

春より教員として幾度の困難が待ち受けていることと思いますが大学4年間で得た、経験とあきらめない気持ちを胸に謙虚に逞しく理科の楽しさを未来を担う子どもたちと一緒に学んでいきたいと思います。

 

遠藤 研究室 青柳 海

この度は,2019年度物理学科同窓会賞にご選出ただき誠にありがとうございます.学科教員の皆様に感謝いたします.本学に入学するまでの18年間は,学校の勉強以外では理学とほとんど関わらない環境で過ごしていました.本学では,授業や基礎実験,サークルやチャレンジセンターにおける活動で,理学と関わる機会をたくさんいただきました.ここで得た知見は,一生の糧になるであろうと思います.

サークル活動では, 本学科所属の理科教育支援サークル“Supporting Science Experiment (SSE)”に所属していました.ここでは,自分の持つ知識を動員し,工夫を凝らして科学の面白さ,重要性を多くの人に伝える活動を行いました.

チャレンジセンターでは, “学生ロケットプロジェクト(TSRP)”に所属しています.固体燃料と液体酸化剤を用いたハイブリッドエンジンを推力に,機体到達高度100 kmを目標に活動しています.私は,飛翔機体を軟着陸させる回収系を担い,無火薬式ノーズコーン分離機構や,パラシュートラインを開発・製造・運用しました.

これらの活動で共通して分かったことが,他者との関わり合いが非常に大切であることです.ある大きな目標を達成するためには,あらゆる仲間と情報を共有し,意思を疎通させることが個々の能力の程度よりも大切なことだと気づきました.

4年間の学生生活において,支えてくださった,先生方,友人,SSEのメンバー,TSRPのメンバー,そして何より家族に感謝を申し上げます.

卒業後,大学院に進学します.まだまだあらゆる面において未熟ですが,この4年間で得たことを活かして研究活動に打ち込んでまいります.

2018年度物理学科同窓会賞


生天目 康之
櫛田研

この度は2018年度物理学科同窓会賞受賞者に採択して頂き、誠にありがとうございます。
高校物理科目の点数が低く、大学入学してから学習内容に追いつけるか常に不安でした。
 大学入学後、授業後や 休日に図書館通いをして、授業の復習は常に欠かさずに行ったことで克服し、最終的には賞という形で報われました。また、学生主体のチャレンジセンタープロジェクト「サイエンスコミュニケーター」に所属して活動しま した。 このプロジェクトは、近年騒がれている”理科離れ”を防ぐため、実験工作を通して科学の楽しさを子ども達へ伝 えることを目的に活動しています。付近の小学校やショッピングモール、科学館等の施設で、実験工作のブース を設け、私は多くの子ども達と科学を通して接してきました。偏光板や人工いくらを始め、様々な工作品を出展 し、実験原理がより分かりやすくなるようにメンバーとも相談を重ね、説明するための道具を工作したり、説明 の言葉遣いの研究までもしました。協力して頂いた方々のお陰で数々のイベントをこなすことができました。 卒業研究では、PMTのリニアリティー測定システムの構築に努めました。偏光板を用いた測定方法で日々頭を悩 ませた時もありましたが、先生方や先輩方から支援やご指導を頂けたからこそ前に進み続けられました。本当に ありがとうございました。 私は、これまで何度も躓き、間違った道を幾度なく進み挫折も経験しましたが、常に側で支えてくれた多くの方 々のお陰で卒業できただけでなく賞まで頂けました。 今後は、この経験を糧に、たくさんの人々との関わり合いを大切にして頑張っていきます。

山本和範
尾崎研

この度は2018年度物理学科同窓会賞を頂けたこと、心より感謝申し上げます。私の大学4年間はあっという間でしたがとても実りある大学生活であったと感じております。

私は中学生の頃から理科が大好きで、高校で物理の授業を学び、もっと深く物理を学びたいと思い大学に進学しました。大学で学ぶ物理は私の想像を遥かに超える難しさで、圧倒されることが多々ありました。その反面、物理学の面白さや奥深さを沢山味わうことができました。

大学の学業以外では、吹奏楽研究会という部活に所属し活動しておりました。部員数は約130人と大学でも大きな部活の1つです。平日は毎日3時間、休日は6時間の活動でとてもハードな部活であったため学業との両立がlとても大変でした。4年次には、総務局長という役職に就き、部活を陰ながら支えてきました。時には部活中心の生活になってしまい、学業が疎かになってしまうこともありました。しかし、学業と部活の両立をするという強い信念のもと、4年間諦めることなく学業も部活もやり遂げることができました。諦めずにやってきたことが今回の受賞に繋がったのだと私自身感じております。

 私は来年度から東海大学大学院に進学いたします。新たな環境となり、期待と不安でいっぱいですが、物理学科で学んできたことを存分に発揮して今後の発展に精進していきたいと思います。

 

河内研究室の近藤愛実
2017年度物理学科同窓会賞
同窓会賞の受賞の言葉
 この度は2017年度物理学科同窓会賞を頂き、誠にありがとうございました。私は高校で物理を履修してい
なかったため、 入学した 当初はとても大変でした。しかし、こつこつと勉強を重ねることや周りの方々に
も支えられ、このような賞まで いただくことができ、 これまで支えてくださった両親や、先生方、先輩や
友人にはとても感謝しています。
 大学生活では物理学科以外にも、体育会の洋弓部に所属し、他学部の友人もできて充実した楽しい生活を
送ることがで きました。 さらに、2年生からは主将にも任命され、チームをまとめたり、他大学の学生と
の交流会へ部の代表として出向 いたりと、さまざまな 経験をしました。この経験を卒業研究では強く生か
すことができたと思います。  
 卒業研究では、宇宙線中の反粒子探索を通じて未知の宇宙物理過程を探る国際計画に参加しました。その
中で、検出器を 冷却するた めの熱制御システムの開発を行いました。その中で、プロジェクトの代表とし
て研究会での発表をすることもで き、とてもいい経験と なりました。
 現在はプロジェクトの打ち上げである2020年に向けた、システムの開発や更なる熱制御システムの向上
を目指して開発 をすすめてい ます。 プロジェクトも佳境となりプレシャーもありますが、このような時期
に携われることにやりがいを感じています。

 今後も困難なことは多々あると思いますが、この賞をいただいた誇りを胸に頑張っていきます。

2016年度物理学科同窓会賞
同窓会賞の受賞の言葉
藤井大地
 この度は2016年度理学科同窓会賞に選んでいただき誠にありがとうございます。この賞をいただいた
大学4年間
はとても充実した期間でした。
 幼いころに見た映画の影響を受けて科学に興味を持ち、物理学を大学の主専攻にしましたが、大学の
授業を受け
るにつれて物理の原理に魅了されていき、日々の物理の授業はとても楽しく、物理学に対する
興味関心が増えてい
きました。
特に大学で受けた物理学実験では、高校生活では見ることのない、初めて見た実験器具や実験方法に触れ
ることで
より一層物理というものが好きになりました。卒業研究ではレーザーを用いた吸収分光法につい
て研究を行い、高
度な専門知識や精密な実験機器に触れる機会を得ることができました。無事大学を卒業
することができ、この大学
生活の4年間を終えることができたのは、両親や先生方、先輩や友人の協力が
あったからだと思います。

卒業後は大学院に進学し、これまでの知識や卒業研究の際に勉強した専門知識を使い、日々研究に邁進し
てまいります。


荒井詩穂
 この度は2016年度物理学科同窓会賞という名誉ある賞をいただき、誠にありがとうございました。好
きなことばかりをしていた4年間でしたが、同窓会賞の受賞は、「その経験は全て成長に繫がっている、
大丈夫だ」と背中を押していただいているように感じました。

 大学生活では物理学科としての勉学だけでなく、国際系のボランティア活動や留学、教職の修得など
様々なことに目を向け、猛進してまいりました。特に4年間の集大成ともいえる卒業研究では、専門知識
の会得や精密な実験を行うだけでなく、研究とは何か、仕事とは何かなど他では味わえない密度の濃い
経験ができました。支えてくれた先輩や同期、常に前へと導いてくださった先生方には感謝が尽きません。
未熟で何もわからない私が研究を続けることができたのは、周りの方のサポートがあったからこそでした。
そして何より、どんな時もあたたかく見守ってくださった両親に心から感謝申し上げます。
 多くの学びを得ることができ、本当に充実した研究生活、大学生活になりました。
本当にありがとうございました。この自信を胸に、今後は東海大学の職員としてしっかりと前を見据えて
成長し続けたいと思います。


2015年度物理学科同窓会賞

同窓会賞の受賞の言葉 
栢森 慎悟

この度は同窓会賞をいただき、誠にありがとうございました。このような賞をいただけるとは思っていな
かったため、受賞を知った時は大変驚きました。
 高校生の頃に物理学に興味を持ち、大学に進んでからこの学問のもつ面白さに一層引き込まれていきま
した。これまで勉学に励んできたことをこのように評価していただき大変嬉しく思います。
 大学では物理学以外にも副専攻として数学を学び、さらに学芸員資格を取得するなど、専門分野に限ら
ずに興味のある分野を広く学ぶことができました。また、理科教育支援サークルSupporting Science
Experiment (SSE)で活動を行なう中で、科学の面白さをより多くの人に伝えるといった社会貢献の重要
さも学びました。そして、気の合う友人や先輩方、素晴らしい先生方に出会えたことで充実した大学生活を
送ることができました。
 現在は、北林研究室で「ニュートリノ質量混合行列の新モデルの提案」をテーマに研究を行なっています。
多く行なわれているニュートリノ質量行列の研究と異なり、より数学的な視点からアプローチしています。
 この大学生活で学んだことを糧に、今後も頑張っていきます。 

井上 紫央里

この度は、2015年度物理学科同窓会賞に選んでいただき誠にありがとうございました。振り返ってみると、
4年間の大学生活は今までの人生の中で最も充実した時間でした。
 勉学では、物理学科の授業だけでなく興味のあった化学の副専攻を取得し、卒業研究のテーマである合
成高分子水溶液のガラス転移に関する研究にいかすことが出来ました。また、学外の討論会や学会に参加
し、自分の研究内容を相手に伝える経験をさせていただきました。SSEのサークル活動では、理科の楽しさ
を伝える活動に力を入れてきました。この4年間を楽しく過ごせたこと、また自分が同窓会賞を受賞したことは、
指導してくださった先生方や先輩方、支えてくれた友人や後輩のみんな、他にもたくさんの方達のおかげです。
本当にありがとうございました。
大学卒業後は東海大学大学院に進学し、これまでの経験をいかし新屋敷研究室で研究に取り組んでいます。
大学生活の経験や大学院で学ぶことを、社会で役立てられるよう努力していきたいです。

 

2014年度物理学科同窓会賞
同窓会賞の受賞の言葉
鈴木 佳孝

 この度は同窓会賞受賞者に選んで頂き、とても光栄に思います。受賞したことを伝えられた時は驚きの気持ち
しか
ありませんでした。
 私は高校の時から物理という学問が好きで、大学に入学してからはより一層物理を学びたいという気持ちのも
と、
これまで勉学に励んできました。
 大学最後にこれまで行ってきた努力が評価されたこと、とても嬉しく思います。また、私が4年間楽しく充実した
時間
を過ごすことができたのも所属してした学習支援サークルSSEの仲間たち、他学科の友人達、また私と関
わってくれ
た全ての方達のおかげです。私の人生の中でもこの4年間はとても貴重で充実した時間になることと
思います。

 来年度からは他大学に進学し「固体」に関する研究を行っていきます。これは今まで行ってきた研究とは分野
が違い
ますが、新物質開発などの重要な柱になる研究です。
 これから先、困難なことも多々あると思いますが、この東海大学での経験を存分に活かし、新たな気持ちで研
究生活
を送っていきたいと思います。

 

2013年度物理学科同窓会賞
同窓会賞の受賞の言葉
大学院理学研究科物理学専攻
友野 弥生

 物理学科同窓会賞受賞者に選んで頂き、大変に光栄に思います。受賞の瞬間は驚きの気持ちでいっぱいで
した。というのも、私は高校のときに物理学を一切履修せずに東海大学の物理学科に入学したので、一年生の
頃は物理科目の出来が最悪だったからです。
 苦しい思いはたくさんしましたが、それでもコツコツと勉強してきたことが、この機に報われたように感じていま
す。

 大学生活では物理学科の授業以外にも、文部科学省から東海大学が採択された理数学生応援プロジェクト
の授業も受講していました。この授業の中で、分析装置や材料工学の知識とプレゼンテーション能力を身に付
けることができました。また、3年生の頃から国内発表の舞台に立てたことはとても良い経験でした。発表の指
導をしてくれた先生方や先輩
たちに大変感謝しています。

 現在は西嶋研、櫛田研のメンバーと共に、天体から放射された超高エネルギーガンマ線が起源となって、大
気中で発生するチェレンコフ光を検出するための望遠鏡を開発する国際プロジェクトに参加しています。四年生
の頃とは比べものにならないほどのプレッシャーはありますが、世界中の共同研究者と研究ができることに大
きなやりがいを感じています。
 大学院を卒業するときには、私を支えてくれた先生方や友人たち、そして家族が誇れるような人間になってい
ることが私の目標です。
 この賞を頂けた誇りを胸に、今後も頑張っていきます。

 

2012年度物理学科同窓受賞
同窓会賞の受賞の言葉
袴田 悟志
  この度は、2012年度物理学科同窓受賞を贈り、ありがとうございました。受賞を知らされた時は、嬉しさとい
うよりも驚きの方が強かったです。受賞について、まったく知らなかったため、その時は心の中で、「本当に自分
であっているのか?」と疑いましたが、自分の学生生活を振り返ってみると、充実した4年間だったと思います。

  自分が興味または関心のある授業を沢山受講する事ができ、色々な事を学びました。特に、興味のある他学
科の授業をたくさん受講する事ができて嬉しかったです。また、勉学の面だけではなく、気の合う友人や親切な
先生方にも恵まれて、本当に充実した4年間を過ごすことが出来ました。

  友人や先生方には感謝しています。卒業後は、東海大学大学院へ進学することが決まっています。
 大学院進学後も、学部生の頃の自分に劣らないように頑張りたいと思います。

 

2011年度物理学科同窓受賞
同窓会賞の受賞の言葉
佐々木海渡
 この度は、同窓会賞をいただき誠にありがとうございました。ご紹介いただきましたように、私は中学、高校時
を付属校で過ごし、およそ10年間を東海大学で過ごしたことになります。そして、一番の節目とも言える大学
卒業
時にこのような名誉ある賞をいただき、一言で感謝とは言い表せない心境でございます。これまで、まさに
井の中の
蛙状態で成長してきた私はこの状態にいくらか不安を覚えておりましたが、いただいた同窓会賞は
「歩んできた道は
間違っていなかった」という大きな自信をもたらしてくださいました。また、それと同時に、賞の
栄誉に恥じるよう
な事のないよう、これからを過ごしていくための覚悟を与えてくださいました。この覚悟を胸に、
東海大学大学院へ
と進学し邁進していく所存でございます。
 最後に、これまでの生活を支えていただきました指導教官と学科の先生、古くからの友人、そして両親に心よ
り感
謝申し上げます。